後施工アンカー引抜き試験

要領

試験方法



①アンカー(供試体)をカプラを介して、センターシャフトにセットする。
②センターシャフトに試験機本体をセットする。
③調整ナットをセンターシャフトにねじ込み、軽く試験機に接触させて脚の長さを調整する。
④センサーのゼロ調整を行ない、必要に応じて調整ナットを締めて初期荷重をかける。
⑤付加ナットを締めて荷重をかけ、データを採取する。

試験機使用

最大荷量
100kN
最大変位量
15mm
対象アンカー
M6~M24/W1/4~W1(ボルト突出長 ボルト径と同長以上~120mm以下)
異形鉄筋D10~D16(オプションD筋チャック使用時)
傾斜補正範囲
±5度
荷重精度
非直線性:±2%F.S.±1% digit
変位精度
非直線性:±2%F.S.±1% digit
本体質量
6.1kg
測定部
測定範囲
荷重:0~100kN 変位:0~15mm
最小表示値
荷重:0.1kN 変位:0.05mm
保護構造
防まつ型(IP54相当)
表示部
ドットマトリクス 128×64ドット バックライト付き
データ蓄積
グラフデータ:99データ ポイントデータ:9999データ
(試験日時・最大荷重値・最大荷重時の変位値)
外部出力
RS-232C
電源
単3電池×4本
連続使用時間
アルカリ乾電池使用時:約30時間(バックライト無点灯時)
その他
最大値ホールド、設定値によるブザー音、オートパワーオフ
機構部
負荷方式
リニア・スライド・ロード機構内蔵ねじ締め式
荷重センサ
歪ゲージ式ロードセル 定格100kN
変位センサ
ポテンショメータ式 定格15mm
センターシャフト
M20 全ねじボルト